ファッション。機能性を取るか、見た目を取るか

ファッションの難しいところ、それは「機能性」と「見た目」が相反するところではないでしょうか。

たとえば夏なら、できる限り薄着したいところだけど、
「あまり肌見せ度が高いのはちょっと・・・」
「体型が出ちゃうのはイヤだ!」
「ワキの汗ジミが怖いから、暑くても半袖インナー必須」
「白シャツを爽やかに着たいけど、地味色でデザインの少ない下着でないとダメ」
などなど。

一方冬なら、ヌクヌクでお出かけしたいところだけど、
「たくさん重ね着したいけど、着ぶくれしちゃう」
「脚を出したいけど、冷え性だから厳しい」
などなど。

おうちの中なら許される機能性重視ファッションも、
外出の時には「ちょっとなあ・・・」と考えてしまうものです。

女性がおでかけ前にバタバタしちゃうのって、
色柄合わせや素材合わせ、シルエット以外にも、こういうところで悩んでしまうからなんですよね。
ほんと、女性って大変!!

女性の外出準備に時間がかかりすぎて、待つ男性がイライラするパターンって多いものですが、
こういう細部にまで気を配ってこそ、女性のファッションは輝くものなんです。

男性のみなさんには、そこのところ、少しだけ理解していただけたらありがたいですね(難しいかな?)。

『ファッションが教えてくれること』で教わったこと

つい先日、『ファッションが教えてくれること』というドキュメンタリー映画を観ました。
「とにかくすべての女性は、この映画を観たほうがいい!」と評価されてて、
実際観てみたら、いやもうホント観て良かったです。もう一回観たい。こないだ観たばっかりだけど。

VOGUE編集部の頂点であり、ファッションの在り方に妥協を許さないアナ氏と、それを支える周囲の仕事人との物語。
「ファッションにかける情熱」とか、そんな生易しい言葉では表せないほどの、ファッションに対する真摯な姿勢がとにかく美しくて。
観ていて思わず姿勢を正してしまったほど。

我々一般人が見ているファッションの世界とは真逆の方向からの視点で、
「ファッション」というものを教えてくれる映画でした。

女性はファッションによってすべてのモチベーションが左右されるし、
モチベーションがファッションに大きな影響を与えることもある。
ファッションは見せかけだけではなくて、
女性の人生観や精神が大きく関わっているんだな、と改めて気づかされました。

ファッションとは、その人そのもの。
そう思ったら、途端に自分のファッションがみすぼらしいような気がしてきて
「これからはちゃんとファッションと向き合おう」と反省。
ファッションと向き合うってことは、自己と向き合うことなんだなぁと感じました。

この映画、面白いです。
「こんなの、遠い世界の話」と思って観てたら、いつの間にか引き込まれてます。確実に。